症状・治療について
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摂食障害(拒食症・過食症) Eating Disorder

ダイエット願望は今や小学校低学年にまで広まっており、極端に食事を制限して著しくやせてしまう拒食症や、その反動で一度にたくさんの食物を食べたり、食べた後に嘔吐するという過食症は近年増加傾向にあります。若い女性に多くみられる病気ですが、男性中高年にもみられることがあります。

█ 症状

  • ⑴ 十分やせているのに、まだ太っていると感じ、食事を制限する
  • ⑵ 体重が少しでも増えることに強い不安や恐怖を感じる
  • ⑶ 無月経(女性の場合)
  • ⑷ 食べた後に吐いたり、下剤を使用したりする

極端にやせた状態が続くと、上記の症状以外に低体温不整脈
貧血肝機能障害など様々な全身症状を呈します。

█ 治療法

摂食障害は心の病気です。発病に至る原因も人によって様々です。簡単な病気ではありませんが、薬の治療カウンセリングを組み合わせて治療を行っていきます。極端にやせている場合は、同時に体の検査や治療を行わなければ、命に関わる場合もあります。やせている方がきれいで体も動きやすいと感じても、度を過ぎれば治療を受けなければいけません。食べ物や体重のことばかりにとらわれず、普通に食事や日常の生活が楽しめるように援助します。

宇品メンタルクリニック

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