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ストレスの多い毎日にチョットだけ疲れたあなたの心をケアします
広島市南区クリニックモール宇品内 精神科・心療内科「宇品メンタルクリニック」
パニック障害は100人に1人くらいがかかる病気と言われており、最近テレビや新聞などで取り上げられることが多くなったので、名前くらいは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような病気かと言うことはまだ十分に知られていないため、パニック障害の多くの患者様は適切な医療機関を受診するまでに長い期間を要してしまいます。1人で悩まず、日常生活の大きな支障を来す前に、医師に相談してください。
█ 症状
突然何の前触れもなく、下に示すような「パニック発作」が出現します。発作そのものは30分から1時間以内でおさまりますが、これが何回も繰り返されるようになると、「また発作が起きるのではないか」と、日常的に強い不安や心配が持続するようになります。これを予期不安と言います。予期不安が強くなると、前に発作が起きた場所や発作が起きるとすぐ助けを求められないような場所(人混みや公共の乗り物など)を避けるようになります。
█ 治療法
抗うつ薬や抗不安薬を使用してパニック発作や発作にまつわる不安を取り除くことから治療は始まります。薬の治療と組み合わせて、発作に関連して避けている状況に少しずつ挑戦していくという治療法(エキスポージャ)を行うこともあります。コーヒー、紅茶などカフェインの入ったものをたくさん摂りすぎるとパニック発作が起こりやすくなることが分かっています。カフェインの摂取は控えめにする方が良いでしょう。