症状・治療について
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社会不安障害 Social Anxiety Disorder

人前で話をしたり、初対面の人と話をするのは誰しも緊張するものです。しかし、その緊張が異常なほど強く、人前に出るのが苦痛になったり、日常生活に支障が生じているようなら、それは社会不安障害という病気かもしれません。

█ 症状

  • ⑴ 人前で話したり、会食するときに過度に緊張したり不安を感じる
  • ⑵ 知らない人と一緒になると顔が赤くなったり、ふるえたり、大量に汗をかく
  • ⑶ 人前だとうまく字が書けない
  • ⑷ 恥をかきそうで、人にはっきりと意見を言えない
  • ⑸ 学校や会社の行事などを避けてしまう

█ 治療法

社会不安障害の患者さんは日本で100万人以上いると報告されていますが、治療可能な病気であると認識されるようになったのは比較的最近で、「性格だから」とあきらめてしまっている人も少なくありません。しかし適切な治療をしないと、うつ病パニック障害アルコール依存を引き起こすこともあります。 不安感をうまくコントロールできるようになるために、まずは薬による治療が行われます。不安感が徐々に和らいで気持ちに少し余裕が出てきたら、治療効果を高め、不安を感じる状況に立ち向かえるように精神的な治療も併せて行います。

宇品メンタルクリニック

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